2026年6月24日(水)に京都経済センター(オープンイノベーションカフェ「KOIN」)にて開催された「第63回横幹技術フォーラム」に、弊社取締役の荒川 徹が登壇いたしました。
本フォーラムは、「医療モールが拓く地域医療イノベーション =医療・情報・社会システムの横断的統合設計=」をテーマに、産官学の多様な専門家が集い、ハイブリッド形式(会場・オンライン)で盛大に開催されました。
フォーラムの詳細はこちら:https://www.trafst.jp/forum/forum_63/
荒川は「3,000医療モールのデータが示す現在地と今後の展望」と題したセッションに登壇。
弊社が独自に構築した全国3,000軒超の医療モールデータベースの悉皆調査をもとに、日本の医療モールの現状と課題について講演を行いました。
■ 荒川の講演ハイライト
- 集積は起きたが、連携は起きていない: 圧倒的多数のモールで共通システムが未導入であり
- 医師が期待する「診療科間連携」の実態が伴っていない現状をデータから解説。
- 次世代型モールへの3つの壁: 単なる「場所の共有」から、真の「連携型」医療モールへ移行するために越えるべき壁として、「制度的障壁」「情報インフラ障壁」「文化的障壁」の3点を提示。
- データに基づく最適設計の必要性: 地方の病院機能縮小が進む中、地域ごとに求められる医療モールを再定義し、データに基づいた連携モデルを設計する重要性を提言。
また、同フォーラムでは、京都府立大学の伊藤 敦 准教授よりクラブ財理論を用いた医療モールの構造分析について、
ばば脳神経外科・救急科・健診クリニックの馬場 貴仁 院長より先進的な救急ハブ構想の実践と圧倒的な経営成果について、それぞれ非常に示唆に富むご講演が行われました。
その後のパネルディスカッションでは、伊藤准教授、馬場院長、そして弊社荒川の3名が登壇し、「連携を持続可能にするシステム設計」や「医療現場におけるデータ共有を阻む文化的障壁」などについて議論を交わしました。
ご参加いただいた皆様、ならびに素晴らしい議論の場をご提供いただいた横幹連合、京都知恵産業創造の森の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。